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コラム

司法書士の仕事

 

令和3年11月12日、令和3年度司法書士試験の最終合格発表がありました。

今年度出願者に対する合格率は4.1%、平均合格年齢42歳でした。

筆者(宮城)が合格した平成15年度の合格率は2.8%、平均合格年齢が31歳でした。
どうやら、司法書士試験も高齢化しているようです。

 

さて、合格後は、司法書士としての仕事を始める方が多いと思います。
今回は、司法書士の実際の仕事はどのようなものか、私自身の司法書士としての職歴をご紹介いたします。

私は、平成11年に大学卒業後、すぐに司法書士事務所に補助者として勤務しました。
日中仕事をしながら試験勉強を重ね、平成15年に司法書士試験に合格しました。
試験を5回も受けたので優秀とは言えませんが、試験予備校のデータでは合格まで5回以上の試験組が約半分ですので、一般的な合格者だったと思います。

翌平成16年、27歳の時に現在の事務所ビルで開業して現在に至ります。
開業してからすぐに依頼が来るという訳ではないのは他の業種も同様でしょう。
特に、私が開業した当時の沖縄県司法書士会の平均年齢は60歳を軽く超えていましたので、大切な財産を預かる司法書士の仕事では、年齢が若いという事は信用の面でマイナスです。

当時は多重債務が社会問題化している時期でした。
今のような「過払い金」というのは一般的ではなく、また、いわゆるヤミ金業者が全盛の時代です。
過払い金を不当利得として裁判で訴えながら、破産手続きやヤミ金業者への対応など日夜悪戦苦闘していました。そもそも、ヤミ金、消費者金融へ返済できない依頼者です。
報酬を立て替えてくれる法テラスもない時代、ほぼ無報酬で依頼を受け、私自身が多重債務者になりかけていました。
しかし、どんな仕事でも数をこなしていると、名前は次第に知っていただけるようになります。

地元の商工会議所に所属していましたので、多重債務問題も沈静化してくるのと同時に徐々に登記の依頼も増えていきました。また、開業当時から成年後見センター・リーガルサポートにも所属し、同団体の推薦で家庭裁判所から請けていた成年後見事件も増加していきました。

 

現在の仕事の構成は、県内と県外(国外含む)が半数ずつ、不動産、企業法務、成年後見の仕事が3分の1ずつというところです。

合格者や受験生の皆様には収入が気になるところだと思います。
学生時代の友人の間でよく収入の話題になるのですが、正直な話、同級生の公務員、銀行員とだいたい同じ額です。

多いのか少ないのかは分かりませんが、組織ではなく個人で依頼を受け、時には高額な資産を預かり、時には人生を左右する決断をする仕事の責任を重く受け止めると同時に、とてもやりがいのある仕事だと感じています。

合格者や受験生の皆様が同じ職に就いていただけることを楽しみにお待ちしております。

 

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